あなたは何のために英語を勉強するのか?
お久しぶりです。ブログ書き始めたのは良いもののなかなか時間がとれなくて更新が遅くなってしまいました。
9月に受験しましたTOEICの公式認定証が返却されました。
アビリティメジャードを見るとやはりまだまだだなと実感しています。
10月に受験したIPテストでは880点でしたので、
これからは①安定して900点以上を取得すること②950点以上を取得することを短期的目標に勉強を続けていきたいと思います。
また、TOEIC990点、英検1級取得を長期的目標として地道に努力していきたいです。
もちろんそれらの目標は「英語の運用能力を非ネイティブの最高レベルに持っていくこと」という目的を達成するための手段です。
今回の記事ではこれから英語を本格的に勉強していく上で、私が最も重要と考える「何のために英語を勉強するのか?」について書いて行きたいと思います。
まず質問なのですが、タイトルにある通りあなたは「何のために英語を勉強するのでしょうか?」
例えば、「英語が話せるようになる」ということを英語を勉強する目的にしたとしましょう。
しかし、その「英語を話せるようになる」という目的を達成するために「TOEICの試験で900点をとる」という目標を立てたのに、いつの間にか「TOEICの試験で900点をとる」ということが目的になってしまい、TOEICの対策ばかりに時間を費やしてリーディングやリスニングのスキルは上がったが、スピーキングやライティングのスキルは全く向上していなかったということが起きます。
これを目標の自己目的化と言います。まさにこの状況にあるのが今の自分です(笑)。
こういった目標の自己目的化は英語の勉強以外にも起きうることです。
例えば、「有名な大学に入って良い会社に就職する」という目的があるとして、まずその目的を達成するために受験勉強を必死に頑張ります。そうやって必死に受験勉強を頑張るうちに「良い会社に就職する。」という目的が「有名な大学に入る」という目的にすり替わってしまい、その目的を達成した途端勉強をやめてしまう。という事態が起きます。このことはいわゆる燃え尽き症候群を引き起こすことにもなってしまうでしょう。
つまり私が何が言いたいのかというと、英語のための勉強が、いつの間にかTOEICのための勉強に変わってしまわないようにしなければならないということです。
もちろん、就職や転職で有利になるためにTOEICで高スコアをとれればそれでいいんだ!という方はそれでいいでしょう。
そのための手段は私が前の記事に述べた通りの方法を行えばある程度可能でしょう。
ただそれは、私たちが受験勉強をしていたころに必死に国語や数学、地歴公民などを勉強していたのに、大学に入ると一切勉強しなくなってしまうのと同様にせっかく数百時間と勉強したのにすごくもったいないことだと思いませんか。
また、そもそも目的を達成するための目標設定を間違えているという人もいます。
アメリカの大学に留学するためにTOEICの勉強を必死にしたり、
ビジネス英語能力を高めたいのにTOEFLの勉強を必死にしたりということです。
まずは、受ける試験がどういった試験でどういった内容でどういった能力を測る試験なのか的確に把握しなければいけません。
そのことに関連して言えるのが「TOEICはどうやって勉強したらいいんですか?受けたことないんですけど。」ということで、それは論外です。
受けたこともどういった試験かも知らない試験の勉強を闇雲に始めるのは非効率的ですし、おすすめしません。
まずは一回公式テストを受験してみること。それがすぐに不可能であるならば、模試を一回解いてみること。(スコア換算表が掲載されている模試を推奨します。)
そして自分の現在とれるスコアを知ること。目標とするスコアを設定すること。
そこから逆算してどのように勉強していけばいいのか計画を立てます。
そこまでして初めて本格的にTOEICの勉強という実行に移ります。
「"いつか"勉強始めよう。」「"いつか"TOEIC受けよう。」
その"いつか"はいつまでもやってきません。
まずは勉強を始めてなくても試験に申し込むこと。
お金を払って受験することが決まっているならば人は嫌でも少しは勉強するでしょう。
自分が勉強しなければいけない状況を自分で作り出すのです。
今回の記事をまとめると
⑴何のために英語を勉強するのか真剣に考える
⑵目標の自己目的化を防ぐ
⑶まずは一回試験を解いてみること
TOEICの勉強を本格的に始める前に、この三点が重要となります。
追記
目的や目標設定に関する知識や考え方は自分でもまだまだ理解できていない部分も多いので、一大学生の意見として参考にしてください。
次回の記事では自分が使用してきた参考書、その中でも役に立った参考書を紹介していきたいと思います。